テンプラニーリョといえばスペイン代表品種！おすすめワイン7選【ソムリエ厳選】

テンプラニーリョおすすめワイン1.ウニコ ベガ シシリア 2009[ ボデガス・ベガ・シシリア アルバレス家 赤ワイン フルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

甘口☆☆★★★辛口

世界から一時姿を消したほどの人気を誇ったワイン”ウニコ “。10年未満のブドウは使わず、収穫から 10年以上の熟成を終えないとリリースしないという究極のこだわりのワイン。ニール・ベケット氏「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」の中で、 1970年のベガ・シシリアが登場！”このワインについて”ベガ・シシリアが真のスペインの 頂点に君臨するワイナリーであることを疑う人はいないだろう “と残しています。1929年バルセロナで行われた万国博覧会で金賞を獲得。そこから名声は一挙に世に広がりました。彼らは、自社専用の醸造樽を使っています。他にはシャトー・ラフィットやシャトー・マルゴーなどトップワイナリーの造り手だけ。テンプラニーリョ の頂点とも言えるワイン！大切な日に是非どうぞ。

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テンプラニーリョおすすめワイン2.ティント ペスケラ クリアンサ 2016　[アレハンドロ・フェルナンデス 赤ワイン フルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

甘口☆★★★★辛口

スペインバールやレストランが流行る前から、日本で既に人気のあった造り手。お値段のお手頃さに、奥深い味わいのフルボディは一度飲むと忘れられないポテンシャル。縁は、少し青みがかった深い赤色で 煮詰めた黒果実の香りがとても素晴らしいです。軽やかな香ばしさとクローヴのニュアンスが広がる魅惑的な味わい。 個性が表れつつもとても心地良く、樽のニュアンスと果実感が良く解け合って、お料理にも合わせやすいです！香辛料の効いたお肉料理などと合わせたいですね。

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テンプラニーリョおすすめワイン3.ロダ・レセルバ 2015 [ ボデガス ロダ 赤ワイン フルボディ スペイン 辛口 750ml ]

甘口☆☆★★★辛口

リオハの銘醸ワイン代表とも言えるこちら。“もしロダ･ウノをパワフルで男性的と表現するならば、ロダは女性的で繊細と表現できる”と言われている。ウノのセカンド的なポジションのワインですが作り方は同じ。深めのさくらんぼ色で樽からの繊細な複雑味があり、暖かく柔らかな口当たりなどです。葡萄の出来が最高の年にはロダウノしか生産されず、優良な年にはロダしか生産されないんです！セカンドワインでは無くこちらがベースでウノがトップキュヴェと言ったところでしょうか？お値段もお手頃でお肉でもフィレ肉などをチョイスするなら、こちらを選びたいですね！

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テンプラニーリョおすすめワイン4.タサック・ジャンパー　テンプラニーリョ 2014 [ タサック・ジャンパー 赤ワイン ミディアムフルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

甘口☆☆☆★★辛口

ソムリエ試験ブラインド対策用に、若い子たちに購入してテイスティングし美味しい！と思ったワイン。お値段はお手頃ながらに、果実味もインパクトがあり、飲みごたえもあり良いワインだなと感じました。今や、数々の銘酒を生み出し、スペインワインのスター的存在になっています。立体感のある、雄牛のラベルが目を引き、アンガス牛のグリルやバーベキューの時に合わせたいな！と、思いました。シンプルに塩胡椒よりは焼肉ソースの様なしっかりとした味わいのものに合いそうですね！

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テンプラニーリョおすすめワイン5.エルカビオ・ロブレ 2015[ エルカヴィオ 赤ワイン フルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

甘口☆☆★★★辛口

”神の雫“の巻末コラムにも、登場した”ばか旨スパニッシュ”と、言われて一気に売れていたワイン！ロバートパーカー氏も毎年90点以上を付けており”驚くべきバリュー!”4~5倍の値段のワインと競合する品質!!“と激賞していたとか。さらに、ナパ・バレーの”アン・コルギン”が造る偉大な時価五万円程度のカベルネソーヴィニヨンのような香りとまで絶賛された1本。このお値段で、香り良し！テンプラニーリョ を楽しめるなら一度は試してみたいですよね！

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テンプラニーリョおすすめワイン6.コンダード・デ・アサ・アレンサ・グラン・レセルバ 2009 [ アレハンドロ・フェルナンデス 赤ワイン フルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

甘口☆★★★★辛口

これがスペインのペトリュスだ!とペスケラを抑えて今、人気なのがこちら！上でもご紹介しました、時価7万円超あの”ウニコ“に勝った!とパーカーをはじめとする評論家が驚愕とともに、溺愛する伝説の凄腕が造る”最高傑作”と言われる、偉大なる2009年ヴィンテージ！これまで偉大なヴィンテージ年にのみ、わずかに6回のみ生産されたというスーパーワイン。偉大なる複雑味がある味わいと香り。なかなか手に入らなくなってきているので、この機会に是非試したいですよね！まだ、この値段なのがまたまたびっくりです！とても素晴らしいバランスでまだまだ熟成させるのにも良いワインだと思います！

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テンプラニーリョおすすめワイン7.フロール・ド・ピングス 2016[ ドミニオ・ド・ピングス 赤ワイン フルボディ 辛口 スペイン 750ml ]

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8.テンプラニーリョの特徴

『テンプラニーリョ』といえば、スペイン！というイメージが強いと思いますが、それもそのはず”テンプラニーリョ“は栽培面積では毎年世界第4位前後と、とても多いのですが、そのうちの95%をスペインと隣国のポルトガルで栽培しているんです！テンプラニーリョは黒ぶどう品種で、果皮が厚めで小ぶりな葡萄。原産地はスペイン北部と言われており、テンプラニーリョという名前はスペイン語の”早生の、早熟な”語源から来ています。温暖な場所で育ち太陽が必要なイメージですが、ある程度冷涼な気候のもとで育てる方が、優雅さや長期熟成に必要な酸を持ったワインを造ることが出来ると言われています。中でも、リオハとリベラ・デル・ドゥエロは最高品質のテンプラニーリョのワインを造る生産地！また、リオハ周辺では”テンプラニーリョ“と呼ばれますが、シノニムも沢山有り、ラ マンチャでは”センシベル”ペネデスでは”ウル デ リェブレ”など地方により沢山の別名で呼ばれており、テンプラニーリョ じゃない！と思っていても実はほぼテンプラニーリョ というわけです。アメリカンオーク樽で長期間熟成させるのが伝統的な製造法でしたが、近年になって栽培面積が急速に拡大した為、瓶熟成で果実味を前面に押し出したものや、フレンチオークによる小樽熟成のものなど、様々な製法が取り入れ始めています。テンプラニーリョの香りは一般的にイチゴやプラムなどの果実に例えられますが、長期樽熟成したものは、スパイシーでたばこやなめし皮の香りも放ちます。ぜひ一度魅力ある『テンプラニーリョ』を一度愉しんでみてはいかがでしょうか？