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デキャンター誌で高得点を獲得した!3000円台中心のおすすめワイン9選!【ソムリエ厳選】

デキャンター誌で高得点を獲得した!3000円台中心のおすすめワインのメインビジュアル画像

イギリスの有力なワイン専門誌(Decanter)デキャンター誌。世界90カ国以上で発売されていますが、日本では未だに発売されていません。あまり知名度は高く無いのですが、世界的権威を持つワイン月刊誌です。デキャンター誌が行う2020年ワールド・ワイン・アワードにて、世界のワイン評論家として日本でも名高い”ロバート・パーカー”氏が“Hall of Fame”ホール・オブ・フェイム“(各界のさまざまな功労者を顕彰するための殿堂)を受賞。デキャンター誌と長年ライバル関係にもあった、パーカー氏の受賞ともあって、世界でもかなり話題になり、このイギリスのワイン雑誌”デキャンター”の名前を耳にしたワインラヴァーさんは多いのではないでしょうか?そう言われれば”Decanter 〜点”とワインを購入するときに書いてあったかも?そんな方の為に!

本日は、「シニアソムリエがおすすめするアマゾンで購入できるデキャンター高評価ワイン9選」をご紹介したいと思います。注目している方がまだ日本では少ない分”パーカーポイントワイン“や”神の雫使徒ワイン”などよりも手に入り易いかもしれませんね!2020年のコンペでは、日本ワイン“北海道余市郡仁木町NIKI Hillsワイナリー”YUHZOME 2018“が今回初めて赤ワインとして金賞ワインを受賞しました!他にも銀賞15、銅賞28も受賞し、これからも名前を目にする機会が増えるかもしれませんね!
この記事の目次

※当サイトで掲載しております「参考価格」「Amazon獲得予定ポイント」「Amazonプライム:送料無料」は出品者の設定により変動する場合がございます。予めご了承ください。詳細につきましては各ワインの購入ページよりお確かめくださいますようお願い申し上げます。

デキャンター誌のおすすめワイン1.コノスル スパークリングワイン ロゼ

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甘口☆☆☆★★辛口

デキャンター誌の常連とも言える”コノスル”!コノスルとは”南の円錐“という意味で、南向きの円錐(南米大陸)から世界に向けて魅力を発信するチリのワイナリー。常に革新的であり、コストパフォーマンスが高いことでも有名ですよね!ヨーロッパでは高級に仕上がる”ピノ・ノワール”で作られたスパークリングワイン。時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みで常に前を向いているワイナリー!色合いも可愛いく、ストロベリーの様な香りと鮮やかさですが、1988年に植樹されたキトラルマン・エステートのピノノワールを厳選したブドウを使用して作られています。!すでに30年近い円熟感も感じるエレガントなこのワインは、普段ワインに飲み慣れてない方にも自信を持ってオススメできるロゼ泡です!

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コノスル スパークリングワイン ロゼのまとめ

参考価格 1,974円
ヴィンテージ N.V.
ワインカテゴリー スパークリングワイン
味わい 中辛口
生産国 チリ
生産地域 ビオビオヴァレー
ワインの香り イチゴの果実にレモンのような爽やかな柑橘系の香り
受賞経歴 NV年 ヴィンテージ | Jamessuckling(ジェームズ・サックリング) | 90点 / 100点満点 / デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2017|93点/100点 / ワイン王国ブラインド・テイスティング特集にて、見事5つ星★★★★★を獲得
ブドウ品種 ピノ・ノワール
プチ情報(アルコール度数) 12%
プチ情報(その他) イギリスの専門誌”ドリンクスインターナショナル“の世界で最も称賛されるワインブランド16位のワイナリー

デキャンター誌のおすすめワイン2.グレイス 甲州 2019

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甘口☆★★★★辛口

美人甲州ワインの造り手としてもソムリエ界でも有名なグレイスワインのスタンダード甲州!目覚ましい活躍を遂げ続ける女性醸造家、そして甲州ワインの立役者的造り手とも言われている、今、世界も注目するワイナリー!こちらはグレイスワインを代表する原点とも言える1本で、甲州種の爽やかな味わいが感じられる日本を誇れる白ワインです!世界的ワイン・ジャーナリストのジャンシス・ロビンソン女史が日本の代表ワインとして紹介した銘柄でもあります。甲州では以前は当たり前だった補糖や補酸を行わずに仕上げられた自然でクリーンな味わい。疲れた日のお家ワインとして最高ですね。

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グレイス 甲州 2019 のまとめ

参考価格 3,550円
ヴィンテージ 2019
ワインカテゴリー 白ワイン
味わい 辛口
生産国 日本
生産地域 山梨県
ワインの香り 洋梨やかりん、レモンのような果実香、蜜ようなの甘味を感じる香り
受賞経歴 グレイス甲州2017 デキャンターで金賞受賞(グレイスワインの甲州は、6年連続で金賞を受賞中)
ブドウ品種 甲州
プチ情報(アルコール度数) 12%
プチ情報(その他) 世界的ワイン・ジャーナリストのジャンシス・メアリー・ロビンソン女史が日本代表銘柄として紹介したワイン

デキャンター誌のおすすめワイン3.ボデガ・チャクラ バルダ

甘口☆☆★★★辛口

イタリアのガンベロロッソ誌において最優秀赤ワインに選ばれるなど、20年以上に渡りイタリアワインの頂点に君臨し続ける”サッシカイア“!!その高級ワイン”サッシカイア”のオーナーファミリーがアルゼンチン・パタゴニアの究極のテロワールで造る赤ワイン!主に甥のピエロ氏が中心となり、世界から注目されるワイナリーとして評論されています。パーカーポイントにおいても、テイスティングされた全てのヴィンテージにおいて90点以上の高得点を獲得しています。ブラインドで出されても、アルゼンチンのワインとは答えられないと表現されるヨーロッパワインの様なエレガントさと力強さ。イタリアワイン好きさんにもお薦めしたい1本です。

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ボデガ・チャクラ バルダのまとめ

参考価格 3,331円
ワインカテゴリー 赤ワイン
味わい ミディアムボディ
生産国 アルゼンチン
生産地域 パタゴニア地方
ワインの香り まるで香水をかいだかのような華やかで妖艶なアロマ
受賞経歴 ワイン・アドヴォケイト誌にて92点 デキャンター誌にて91点
ブドウ品種 ピノ・ノワール
プチ情報(アルコール度数) 12.8%
プチ情報(その他) あのサッシカイアのオーナーファミリーがアルゼンチンで造るワイン

デキャンター誌のおすすめワイン4.ポールクルーバー ソーヴィニヨンブラン 2019

甘口☆★★★★辛口

南アフリカのジョン・プラッター・ワインマガジンで4星を取った今、南アフリカで注目のワイナリー。2009年11月のジャンシス・ロビンソンのサイト”絶対お勧めの世界の白ワイン77本“の1本にも選出され、2008年にはデキャンター誌で”新世界ワインのべスト・ソーヴィニョンブラン”も受賞するなど”ベストバリュー・ワイナリーのトップ10“”最もエキサイティングで大発見のトップ10“にも選ばれた注目のソーヴィニヨンブラン !セミヨンを多少ブレンドされているので、爽やかながらに複雑で深い味わいになっています。値段が上がってしまう前にキープしておきたいデキャンター誌でも注目の1本ですよ!

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ポールクルーバー ソーヴィニヨンブラン 2019のまとめ

参考価格 3,010円
ヴィンテージ 2019
ワインカテゴリー 白ワイン
味わい 辛口
生産国 南アフリカ
生産地域 エルギン地方
ワインの香り パッションフルーツやグレープフルーツなど柑橘系の爽やかな香り
受賞経歴 サクラアワードでダイアモンドトロフィー賞を受賞 / 2008年デカンター(英国)で新世界ワインのべスト・ソーヴィニョンブラン受賞 / [Decanter World Wine Awards 2018’] / 2017VT:90 Point / Silver Decanter World Wine Awards 2017’ / 2016VT:92 Point / Silver [Tim Atkin Report 2017’] / 2017VT:91 Point など
ブドウ品種 ソーヴィニョンブラン92%・セミヨン8%
プチ情報(アルコール度数) 13%未満
プチ情報(生産本数) 139,200本

デキャンター誌のおすすめワイン5.アッレグリーニ パラッツォ デッラ トッレ

甘口☆☆☆★★辛口

イタリアの魅惑的赤ワインアマローネを造る”イタリアNo.1生産者“にも輝いた名門の赤ワイン。こちらは、陰干ししたブドウを使用し、リパッソという独自製法で仕立てる彼らのフラッグシップワインです。リーズナブルながらにアマローネを彷彿させる様なふくよかさ。アマローネと同じブドウ品種にサンジョヴェーゼをブレンド。アマローネで使用するものと同じ干しブドウを約30%加え二重発酵させるというスタイルで仕上げられています。辛口ながらに少し甘やかに感じる深みのある大人な味わいです。冬の赤ワイン煮込み料理などに合わせると最高ですよ♫

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アッレグリーニ パラッツォ デッラ トッレのまとめ

参考価格 3,250円
ヴィンテージ ヴィンテージやラベルのデザインが商品画像と異なる場合がございます。 現行ヴィンテージの販売となります
ワインカテゴリー 赤ワイン
味わい フルボディ
生産国 イタリア
生産地域 ヴェネト州
ワインの香り レーズンやバニラ、ブラックペッパー、クローブ、シナモンなどの複雑な香り
受賞経歴 ワイン評価誌ガンベロ・ロッソ2016にて「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞 / ワインエンスージアスト』91点(2014ヴィンテージ)近年では2006年、2007年、2010年、2016年とワイン・アドヴォケイト誌にて90点を獲得し、2008年ヴィンテージはワイン・スペクテーター誌において90点を獲得。何年にもわたり非常に高い評価を受け続けています。アレグリーニの伝統とエッセンスをお手頃に味わえる優れた1本です。過去『ワインスペクテーター』で過去39回も90点以上獲得し、『ワインスペクテーター世界TOP100ワイン』に6度も名を連ねています。『ジェームズサックリング』、『ワインエンスージアスト』でも90点以上のハイスコアを安定して獲得 デキャンター誌2017VT 89点ブロンズ
ブドウ品種 コルヴィーナ・ヴェロネーゼ(70%) 、 ロンディネッラ(25%) 、 サンジョヴェーゼ(5%)
プチ情報(アルコール度数) 14%以上(2017最新ヴィンテージ)
プチ情報(その他) ワインスペクテーター世界TOP100ワインに6度選出

デキャンター誌のおすすめワイン6.トーレス サルモス 2015

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甘口☆★★★★辛口

スペインワインを牽引する名生産者トーレスの赤ワイン!140年以上という長い歴史を持つワイナリーで、スペインワイン界のリーダーとして世界中のワインラヴァーから称賛を得ており、2007年からリリースされたこちらのサルモスは、新しいながらに高く評価される赤ワインです。 使用するブドウは、カリニャン、ガルナッチャ・ティンタ、シラー。 それぞれ平均樹齢が約30年の樹から、手摘みで収穫され、適切な温度管理のもとにステンレスタンクを用いて発酵されています。イギリスの専門誌“ドリンクス・インターナショナルワイン専門誌“が選ぶ"世界で最も称賛されるワインブランド"にも選ばれています。深夜の瞑想用ワインとしても忍ばせておきたいですね。

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トーレス サルモス 2015のまとめ

参考価格 4,588円
ヴィンテージ 2015
ワインカテゴリー 赤ワイン
味わい フルボディ
生産国 スペイン
生産地域 カタルーニャ地方
ワインの香り 熟したブラックべリーやブルーベリーにバニラやナッツ、シナモンなど香り
受賞経歴 デキャンター91点WA 92 JS93 WE91
ブドウ品種 カリニャン、ガルナッチャ・ティンタ、シラー
プチ情報(アルコール度数) 15%
プチ情報(その他) キング・オブ・スペインと呼ばれ、「世界で最も称賛されるワインブランド」にも選ばれた名門

デキャンター誌のおすすめワイン7.登美の丘ワイナリー 登美の丘 甲州 2019

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甘口☆★★★★辛口

まさに日本を誇れるプラチナを受賞した甲州!和のテイストを思わせるフレッシュな香りはポンカンやみかんなどを感じさせてくれる馴染みやすい香りを放ちます。日本代表品種としてのタイトルを取った事と共に、“GI Yamanashi”(山梨県産の指定ぶどう品種を使い、醸造され、厳しい品質審査をクリアできたワインだけが名乗れるといわれる高品質な山梨県産ワインとしての証)を所得。これから、益々の注目を集めるであろう日本ワインの造り手だと思います。ワインだと果実味が強いので日本酒かな?というような家庭の和食にも綺麗に寄り添ってくれますよ。

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登美の丘ワイナリー 登美の丘 甲州 2019のまとめ

参考価格 4,400円
ヴィンテージ 2019
ワインカテゴリー 白ワイン
味わい 辛口
生産国 日本
生産地域 山梨県
ワインの香り ポンカン、みかんのような和柑橘に白桃など甘い果実を想起させる香り
受賞経歴 デキャンター・ワールド・ワイン・アワード2019でプラチナ賞を受賞
ブドウ品種 甲州
プチ情報(アルコール度数) 12%
プチ情報(その他) GI Yamanashi 所得

デキャンター誌のおすすめワイン8.ノミネ・ルナール ブリュット

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甘口☆★★★★辛口

名だたる数々のレストランにオンリストされる実力派レコルタン・マニピュランのシャンパーニュの造り手。他のメゾンでは高級なブラン・ド・ブランですが、程よい価格でソムリエたちにも使いやすい価格として人気を集めています。選果から全て手作業で行われ、4年間熟成をさせた奥深い味わい。ブリオッシュやヘーゼルナッツにハチミツなどの華やかな香りも感じられ気持ちもウキウキさせてくれます。6つの村の小さな畑で育てる良質なブドウのバランスで、酸が穏やかに仕上がっている為、酸味が苦手な方にもフレッシュに楽しんでいただけると思いますよ♪

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ノミネ・ルナール ブリュットのまとめ

参考価格 4,950円
ヴィンテージ N.V.
ワインカテゴリー スパークリングワイン
味わい 辛口
生産国 フランス
生産地域 シャンパーニュ地方
ワインの香り ヘーゼルナッツやブリオッシュや甘やかなアプリコットの香り
受賞経歴 デキャンター・ワールド・ワインアワード2018にてコメンドメダル獲得 / ワイン・エンスージアスト 90点
ブドウ品種 シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
プチ情報(アルコール度数) 12%
プチ情報(生産本数) 数々のレストランにオンリストされる実力派RM

デキャンター誌のおすすめワイン9.トーレス セレステ クリアンサ

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甘口☆☆★★★辛口

セレステという天空や星空を意味するスペインの赤ワイン!2002年デキャンター誌にて当主ミゲル・トーレス氏が”マン・オブ・ザ・イヤー“を受賞したことから注目を浴びているワイナリーです。リベラ・デル・ドゥエロの海抜約900mの高地で、満天の星空を望む地で造られています。美しい星空のエチケットのようにエレガントで魅力的ながらに力強いフルボディ。2014年にはイギリスの専門誌”ドリンクス・インターナショナル”にてワイン専門誌が選ぶ"世界で最も称賛されるワインブランド"に選ばれ、ラベルもお洒落で、ちょっとしたプレゼントにも是非お薦めしたい1本です。

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トーレス セレステ クリアンサのまとめ

参考価格 3,245円
ワインカテゴリー 赤ワイン
味わい フルボディ
生産国 スペイン
生産地域 カタルーニャ地方 プリオラート
ワインの香り ブラックべリーやブルーベリー、ヴァニラやナッツ、シナモンなどのブーケ
受賞経歴 2006年には「ワインエンスージアスト誌」でヨーロッパ最高のワイナリーに選出 / デキャンター2018 89点 / ワインスペクテイター誌90点獲得 (VT2012)
ブドウ品種 テンプラニーリョ
プチ情報(アルコール度数) 15%
プチ情報(その他) 2002年には「デキャンタ誌」にて当主ミゲル・トーレス氏が「マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

デキャンター誌の特徴

1975年に創刊したイギリスの権威あるワイン専門誌。英国版はデキャンターと呼ばれる事が多いですが、アメリカ版ではデカンターと記載されている例もあります。最新のトレンドワインの評論や分析に重点を置いた“オピニオン誌”的な編集姿勢が特徴。世界中で愛読される、ワイン初心者から専門家、ソムリエ、上級コレクターまで、ワイン通を読者に持つワイン総合誌です。中にはDecanter誌のエキスパートたちが、普段飲みのワインからスペシャルワインまで、あらゆるテーマで年間に約4000本近くのワインを幅広く紹介しています。そのデキャンター誌が開催しているのが、世界最大のワインコンペディションともいわれる”デキャンター・ワールド・ワイン・アワード“又は“デカンタ・ワールド・ワイン・アワード”とも表記されるワインコンテストです。2004年より毎年開催しており、略称は“DWWA“。”DWWA”では、完全なブラインドテイスティングによる審査が行われるため、無名の造り手が突如として高い評価を得ることもあり、その受賞結果によってワイン業界の動向や価格の変動を見ることも出来る、注目度の高いコンペディションです。毎年10,000点以上のワイン出品数があり、審査員は、主に“マスター・オブ・ワイン”の資格を持つワインのエキスパート達が務めています。審査員の幾度にもわたる選考を経て評価されて発表されます

デキャンター誌の歴史

このワイン評論の世界では、イギリスとアメリカとの戦いが長く続いていました。1975年創刊の“デキャンター誌”は、1978年にロバート・パーカー氏が創刊した”ワイン・アドヴォケイト誌”と長くライバル関係にあります。イギリス人には“ワインを世界に広めワイン評論の基礎を築いた”との自負があること。寒い島国で、ワイン生産が難しいことからの憧れもあるのですかね?ワイン通を対象に”評論文化“が発展し、トレードを基盤にする”マスター・オブ・ワイン”(MW✴︎)が生まれ、クラブに象徴されるイギリスのギルド的な専門家の集まりとなりました。(✴︎同協会は既に60年以上の歴史を誇り、現在世界中には約340名のマスター・オブ・ワイン資格保持者がいます。日本在住は大橋健一氏1人だけです。)

対するアメリカの歴史はまだ浅く、カリフォルニアでワイン生産・消費が発展したのは1970年代に入ってから。大きくワイン界が動き出したのは”1978年のワイン・アドヴォケイト創刊“からロバート・パーカー氏の広告をとらない公平で独立した姿勢を受け入れられたことです。翌年のマーヴィン・シャンケンによる”ワイン・スペクテイター誌を買収“によっても、アメリカのワイン界が更に動き始めました。ワイン・アドヴォケイトが成功したのは、消費者にわかりやすい100点満点による評価を取り入れたのも大きかったといわれています。そして、その成功を機に世界中が100点満点を採用を始めました。

それにも関わらず、イギリス・そしてデキャンター誌は、プライドをかけて20点法にこだわってきていました。そのデキャンターが2015年8月号で遂に方針を変更。今までの20点方式と併記する形として、“100点方式の点数”を掲載することに。今までの五つ星評価は終了し、3人のテイスターによるパネル・テイスティングへと歴史的な転換を行いました。これが“イギリスのワイン評論がアメリカに敗北した”そう世界中が解釈した瞬間でもありました。100点法導入について、デキャンター誌は”読者の半分以上がイギリス国外在住者のために慣れ親しんだ100点評価を掲載することに”と説明。20点法による長年の評価の解りづらさを自ら認めた瞬間でもありました。2014年にDWWAは世界最大ともいわれる国際ワインコンテストとなりましたが、変わらず宿敵は“ロバート・パーカー”。デキャンター誌はことあるごとに、パーカーの揚げ足をとる様なニュースを報じ闘ってきました。やはり広告をとらず商業主義と距離を置く“ロバート・パーカー(現在は引退していますがパーカーポイントという言葉は残り続けています“は目の上のたんこぶであり続けているのです。

デキャンター誌の評価基準

中心となるのは、売り物である3人のテイスターによるパネル・テイスティング。100点満点方式に変わり、今までの20点評価からの変化は、18・5-20点”傑出した“で95-100点に相当。17-18・5点は”非常にお薦め“で90-94点。15-16・75点が”お薦め“で83-89点に相当するとされています。審査員は世界ソムリエコンクール優勝者のジェラール・バッセ氏(2019年1月16日に他界)などが行っていました。2019年版では、23名のマスターソムリエと70名のワインマスターズを含む280人以上、30カ国から審査員として参加。2019年度の場合、エントリーされたワインの数は”16,500本“。97点以上のスコアがプラチナ賞を受賞。その中からワインを再テイスティングした結果、そのうち50本(0.2%〜0.3%程度)が、最優秀賞にあたる“Best in Show”として選ばれました。

95-100点・・・ベスト・イン・ショー(Best in Show)プラチナムの評価がついたワインを更にテイスティングし、別格と評価された全体の約0.2%程度が選出されます。
95-100点・・・プラチナム(Platinum)ゴールドの評価が付いたワインを更にテイスティングして選出。全体の約0.8%程度。
95-100点・・・ゴールド(Gold) 傑出したワイン
90-94点・・・シルバー(Silver) 非常にお薦め
86-89点・・・ブロンズ(Bronze) お薦め
83-85点・・・コメンド(Commend) 試してみる価値あり

今やほぼ世界中が使用している”ワインの100点評価“は、日本のワイン雑誌にも広がり、飲みごろ予想をしている例までもありますが、これは芸術品に価値を付けるようなもの。スペシャリストたちが評価するとはいえ、同じ生産者のワインを少なくとも20年以上は飲んでいなければ、現行ヴィンテージの飲みごろを示すのは難しいですよね?今までの経験などを元にブラインドで、個人が評価する。絶対基準のない世界ですから、どこまでいっても個人の主観と表現で表されます。審査員数を多くし、均等化を図ることで世界が納得する結果を導いているということになります。

2019年の各国の”ベスト イン ショー”の受賞ワイン本数は50本中、やはり1位はフランス(13アイテム)スペイン(8アイテム)ポルトガル(6アイテム)オーストラリア(6アイテム)など他社ではアメリカなどのワインも多いイメージですが、英国に近いヨーロッパ勢が強く、アメリカは2本の受賞。2020年は1万6518本がエントリーしました。毎年、約2週間をかけ審査され5月頃に発表されています。

英国のプライドを捨ててまでの100点法の導入は、今後のアジアを含むBRICS市場を見込んでのマーケティング判断か?ともいわれています。世界の動きが少し止まってしまった2020年。益々ソーシャルメディアで世界と繋がる機会が増え、2021年にかけて、益々ネット化が進み、審査の基準などにも変化が出てくるかもしれません。まずは、日本でも手に入る世界が認めたワインをご紹介したいと思います。

デキャンター誌の記事にておすすめしたワインのまとめ

デキャンター誌で高得点を獲得したワインをおすすめした最後におすすめした最後に

いかがでしたか?イギリス=ワインというイメージが少ないので、彼らの外へ探し求める力や発信力は世界に多大な情報を発信していますね。まだまだ日本へ輸入されていないワインも多数ありますが、注目を集める前にコレクションを始めて、ワイン会や急なおもてなしの時に困らない様に購入しておきたいですね。益々目が離せない日本ワインとイギリス対アメリカの静かな闘いを今後も見守りましょう♪

この記事を書いた人

シニアソムリエ riccimori

シニアソムリエ riccimori

一般社団法人日本ソムリエ協会の『シニアソムリエ』の資格を2011年に取得。大阪ポンテベッキオや京都イルギオットーネ、東京インプリチト/オステリアスプレンディドにてマネージャーを務め、現在はイタリアにて修行and子育て中。