辛口赤ワインおすすめ7選【ソムリエ厳選】
今回は「シニアソムリエがおすすめするアマゾンで購入できる辛口赤ワイン7選」をご紹介します!
辛口の赤ワインと言ってもライトボディから、ミディアム.フルボディと幅広く存在します。今では、フルボディのイメージも昔の”渋くて濃くて”というものだけでは無くなってきています。イタリアの王様ワインと言われるバローロの様なタンニンが豊富だけど色合いはえんじ色に近く、とても鮮やかなフルボディのものから、アメリカのカベルネソーヴィニヨンの様な、樽がかかっていてブラックチェリーの様なものまで様々です。また、造り手さんの思考や国や地方によって、また気温や標高も違いで仕上がる葡萄の品種も変わってきます。何処の国のお料理を用意されるかで合わせてみたり、どんな気候の日に開けるかを想像してみたり…好きな品種がある!という方でも、違う国のもので考え方が違う造り手さんが作れば全然別なエキスに仕上がります!検索する時に、お気に入りがあれば”キーワード”に入れて検索するのも楽しいですね。
今回はプロの私でも”Amazonでこんな素敵な赤ワインも頼めるんだ♪“という7選をお伝えします。
フォントディ キアンティ クラシコ [ 2015 ]
スーパータスカン、フラッチャネッロで大成功を納めたフォントディが造るキアンティ。少し前までは、少し安価なイメージも有りましたが、こちらはテロワールの個性を豊かに反映した有機栽培のサンジョヴェーゼ100%で作るキアンティ・クラッシコ。お肉を焼く!という時には是非サンジョベーゼと考えても良いかもしれません。品質への強い拘りを持つ醸造哲学を象徴するとされるワインです。 アメリカンチェリーを思わせる凝縮感のある芳醇な果実感。なめし皮のニュアンスやダークチョコレート、野生のハーブのアロマと風味が香ります。黒胡椒やハーブの香るお肉料理、ウナギやマグロ、お醤油や出汁で深く煮込んだお料理などに是非♪サンジョベーゼの香りや味わいの余韻、綺麗な酸が昔から日本人に好まれる人気の秘訣なんでしょうね。
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ペンフォールズ クヌンガ ヒル シラーズ カベルネ[ 2017 ]
スパイシーな品種ともされるオーストラリアのシラーズを主体としたこちらのワイン。
樽に由来するバニラの香りを感じさせながら丸みが有りパワフル。細かさのあるカベルネのタンニンと共に、いきいきとしたシラーズとのバランスのとれたオーストラリアワイン。ヨーロッパでしっかりフルボディを探すと、どうしても高価になりがち。ですが、こちらの造り手さんは安価から高価まで幅広く造っており色々な意味でバランスがとれています。中華や焼肉、食後のチーズなどと合わせると良いと思います。世界で最も称賛されるワインブランドNO.1にも輝き、一つの畑のブドウだけではなく、複数の畑のブドウを使ったワインが主に造られていて、色々なシーンに見合ったワインに仕上がっています。寒い日にぴったりですし、暑い日には少しいつもより温度を下げてみると表情を変えて良いと思いますよ!
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ルイ・ラトゥール・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール [ 2017 ]
エレガントの代名詞ともされる、フランス ブルゴーニュのピノノワール。決してライト(軽い)訳ではなく、エレガントで可憐なエキスで構成されるワインです。200年以上続く、ブルゴーニュ伝統の名門ワイナリーのこちらのワインは、ブルゴーニュ全土のピノノワール種から選別した典型的なブルゴーニュワインの秀作。赤いベリーなどの果実を思わせる芳醇で妖艶な香り、なめらかでシルキーなタンニンと豊かな果実味、ミネラルの香りが見事に調和されています。赤ワインだと、少し重たいな…という、ちょっとお疲れの時にも最適。鴨肉などのロースト、ベリーや苺をあしらったケーキなどとも良く合います。特級畑のものなどは値が張りますが、お家で合わせるにはスタンダードなピノノワール♪ぴったりだと思いますよ!
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清澄白河フジマル醸造所 メルロー (奥山農園) [2015] 750ml
土地のもので合わせる。これも素敵なマリアージュですよね!こちらは、日本の山梨県で女性の農家さんが1人で作られている可憐でチャーミングなメルロー。その葡萄たちを東京の清澄白河の醸造所で自然派ワインを中心にワインショップをされているフジマルさんが造られているワイン。 口に含むとダークチェリーのような深い果実味と白胡椒のようなスパイスのニュアンスが感じられるワイン。メルローならではの、柔らかな心地よいタンニンがアフターに広がります。日本の家庭料理の中にある、ほっこりとしたニュアンスがとても合わせたくなる印象です。自然派に拘りを持つ彼らのワインは優しさの中に、とてもパワーがあり明日への活力が出る1本だと思います。
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マージ コスタセラ アマローネ デッラ ヴァルポリッチェラDOCG クラシコ 2012 (赤) 750m
バレンタインなどで是非合わせてみていただきたいのがイタリアのアマローネ。辛口ながらに、熟したチェリー、ジャムを想わせる濃厚な香りに併せて、外国のお土産のチョコレートの箱を開けた時の様な香りのニュアンスあります。優しいタンニンでバランスの取れた力強さと優雅さを兼ね備えたワイン。余韻が大変長く、35年は熟成可能とされていますが、勿論今開けても美味しく華やかです。タンシチューなどの赤ワイン煮込みや、馬刺し、熟成したウォッシュ系のチーズなどと合わせると素晴らしい余韻を放ちます。ヴェネト地方固有のブドウ品種を用い、また伝統的な陰干し製法にこだわり、さらにヴェネト古来に存在した醸造技術「リパッソ」を現代に復活させたマァジ。干しぶどうの様に仕上がった葡萄から造られるシルキーなワインは食卓を華やかにさせるものですよ
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ボルゴーニョ バローロ・リゼルヴァ [ 2003 ]
ワインの王様とも言われるバローロ。お祝いなどには華やかで最適ですよね!中でもこちらは、熟成の長いリゼルヴァ。マリアージュには、イタリア料理はもちろん、バローロを造るネッビオーロが放つ香りは日本料理の出汁の余韻なども感じられますので、合わせると面白いと思います。所有の5つの最良単一畑からのブドウを使用しており、バランスはとても綺麗。熟成はステンレスタンクで7ヶ月間の後、樽で3年半。萎れた薔薇の様な妖艶な香り、ドライで調和の取れたベルベットのように滑らかでフルボディながらにしなやかなワイン。長期間熟成にも向くので入学や就職、ご退職のお祝いなどにも良いですね。口の広いバロン型のグラスで変化を感じながら、ゆったり飲みたいですね。
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シャトー カロン セギュール [ 2011 ]
ラフィットやラトゥールを所有していたニコラ=アレクサンドル・ド・セギュール侯爵が「われラフィットをつくりしが、わが心カロンにあり」と、その思いをハートのラベルに込めたことはあまりにも有名ですよね!有名ながらに飲んだ事がない方は沢山いらっしゃると思います。値は張りますが、レストランで飲むとなると価格は2倍以上するのが相場。お家で飲むからこその、とっておきなワイン。誕生年、出会った年や、誕生日、入社された年などのヴィンテージで探すのも楽しいものです。ハートをモチーフにした愛らしいラベルはギフト用としてもやはり人気が高いです!勿論、ご存知の方も多いワインだと思います。大切に保存して、いつかとっておきの日に持ち込み料を払って、レストランのお料理と楽しむのも素敵ですよね。
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辛口赤ワインをおすすめした最後に
amazonで購入できるおすすめの辛口赤ワイン7選をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?読んでいるだけでチーズやお肉と一緒に赤ワインを飲んでみたい気分になったいただければと思います(笑)自宅用やホームパーティ用などでワインを購入する際には是非参考にしてみてください♪