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安くて美味しい微発泡赤ワイン!ランブルスコおすすめ9選【ソムリエ厳選】

ランブルスコ(ワイン)のメインビジュアルの画像

手軽な赤いスパークリングというイメージが強いランブルスコ!よく最近はバルでもよく見かけること多いですよね。
今回は「シニアソムリエがおすすめするアマゾン・楽天で購入できる特選ランブルスコ9選」をご紹介します!
お値段もシャンパーニュなどより、とてもリーズナブル!外出が出来無くてもお家で楽しめるハウスワインとしてのランブルスコ!お花見やピクニックにも連れて行きたいですね!
この記事の目次

※当サイトで掲載しております「参考価格」は為替レート等の影響で変動する(実際の販売価格と異なる)場合がございます。予めご了承ください。場合によっては参考価格より販売価格が低下していることもございますので、詳細な価格は各ワインの購入ページよりお確かめくださいますようお願い申し上げます。

おすすめランブルスコ1.ランブルスコ ディ ソルバーラ DOC 2016

甘口★☆☆☆☆辛口

私がイタリアでも愛し続けているランブルスコの造り手さんがこちら。甘味が強いイメージのあったランブルスコが一変した、素晴らしい繊細でデリケートな造りです。品種はソルバーラを使用。美しく繊細、そして連続的に立ち上がる泡はシャンパーニュと同じ、瓶内二次発酵からなのです。ソルバーラ種の特徴である溌剌とした酸味が心地よく、美しい印象。豊かな果実味を備えながら全体的にはエレガントで引き締まった果実味。曽祖父の時代から続く醸造一家の4代目鬼才”クリスティアン ベッレイ“が造るこのランブルスコは、業界でも非常に評価が高く注目を集めています。年間生産本数は10万本、大手生産者が多いランブルスコ業界においては珍しく、職人気質なランブルスコ。ちょっと良いお肉のハンバーグの日や、お祝いのベリーいっぱいのタルトなどと合わせて、ちょっと上質なランブルスコの時間をお過ごしください!

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ランブルスコ ディ ソルバーラ DOC 2016のまとめ

参考価格 2,750円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り ラズベリーや熟したイチゴ、またシトラス系の香り
受賞経歴(参考評価) 同ワイナリーのリモッソが、3年連続でガンベロロッソでトレ ビッキエーリを受賞
ブドウ品種 ランブルスコ ディ ソルバーラ100%
プチ情報(アルコール度数) 12.5%
プチ情報(その他) メトード クラッシコ(瓶内二次発酵)で作られた赤のスパークリングワイン

おすすめランブルスコ2.ランブルスコ デッレミリア

甘口★★★☆☆辛口

IGT格付の地元ならではのランブルスコ。やや甘口に仕上げられており、繊細な泡と爽やかな甘みは料理とも、とても相性が良い1本。1925年創業の家族経営の造り手で、プライベートカンパニーとしての生産量はイタリアでも有数で、名実ともにヴェネト州ヴェローナを代表する生産者。日常的に楽しむワインからアマローネ・クラシコなどの高品質なワインまで、いずれも高い評価を得ています。 葡萄の黒い果皮から抽出した自然の色素の旨味や渋味が溶け込み、赤ワインの様なポジションでも楽しめるランブルスコ。食前酒は勿論、タンニンがあるのでお肉料理まで幅広く楽しめるのも良いですよね!お値段もリーズナブルで、ワインが苦手かも?という方にもサングリアの前にお試しいただきたいワインの一つです!

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ランブルスコ デッレミリアのまとめ

参考価格 1,100円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り ブルーベリーやイチゴのジャムのような香り
ブドウ品種 ランブルスコ種100%
プチ情報(アルコール度数) 7.5%
プチ情報(その他) イタリアで五指に入る生産量を誇るプライベートカンパニー

おすすめランブルスコ3.ランブルスコ・ディ・ソルバーラ・セッコ スカリエッティ・ボトル

甘口☆☆☆☆★辛口

何にでも合わせやすいエレガントで心地よい酸味が特徴の辛口の弱発泡性ランブルスコ。同エミリア ロマーニャ州フェラーリ社の創設期に活躍し、数多くの魅力的な車体デザインを生み出したセルジオ スカリエッティ氏によってデザインされたスタイリッシュボトルは、テーブルに添えるとカッコ良いです。シャンパーニュの様なボトルで美しく、味も素晴らしい!なのに、このお値段なのもランブルスコの良いところですね。同州で有名なパスタ、お肉のボロネーゼやラザーニャを作る時に是非合わせていただきたい1本です。スミレの様な華やかな香りながらに、油を切ってくれる様な酸が、食べ疲れることもなく飲み疲れない相性の秘訣。白ワインでは生臭くなりがちな“ちらし寿司”に合わせて、お花見のお供なんかにも良いですね!

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ランブルスコ・ディ・ソルバーラ・セッコ スカリエッティ・ボトルのまとめ

参考価格 1,432円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り スミレの花のような華やかな香り
ブドウ品種 ランブルスコ ディ ソルバーラ
プチ情報(アルコール度数) 11%

おすすめランブルスコ4.ランブルスコ・アマービレ ドン・ジュセッペ ロッソ

甘口★★★☆☆辛口

アマービレとは、ちょっと大人の甘口の雰囲気。イタリア語で中甘口又は”愛らしい”という意味なんです!北イタリアのロンバルディア州クレモナに本拠を置くワインメーカーで、微発泡の軽やかな口当たりが特徴。ランブルスコ葡萄由来のフレッシュでさわやかな甘みは、地元イタリアだけでなく、世界中で楽しまれています。完熟したプラムやチェリーなどの香りと、豊かな果実感が味わえるランブルスコとして地元でも愛されています。アメリカではコーラのお酒版の様に愛されているランブルスコ。ベルギーのチェリービールの様な、何とも可愛く、まさに愛らしいお酒ですよね!ワインを飲みなれて無い方に是非入門いただきたいワインの一つです!

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ランブルスコ・アマービレ ドン・ジュセッペ ロッソのまとめ

参考価格 749円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り プラムやチェリー、そしてフランボワーズの香り
ブドウ品種 ランブルスコ種
プチ情報(アルコール度数) 8

おすすめランブルスコ5.クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ ドルチェ ロザート ロゼ

甘口★★★★☆辛口

アルコール8度の甘口ランブルスコ。葡萄本来の甘味や旨味が特徴の、珍しいロゼ色のランブルスコです。無色透明のカッコ良いボトルがロゼ色を引き立てる微発泡ランブルスコ。デザインバランスも良く、甘口ながらに上品な仕上がりです。桜の時期や入学、入社のお祝いなどにも最適ですし、ちょっとしたお祝いの日に、お家でハムやチーズと合わせるだけでも何処か特別ですね!繊細な泡立ちは溶け込みも綺麗で、疲れた身体も癒してくれます。レッジャーノ産のランブルスコは、甘味があるものが多い印象。同じ生産地のパルミジャーノレッジャーノと合わせれば最高のペアリングになりますよ!

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クエルチオーリ レッジアーノ ランブルスコ ドルチェ ロザート ロゼのまとめ

参考価格 749円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り ベリー系フルーツやイチヂクを思わせる香り
受賞経歴 サクラ・アワード 2019 金賞受賞
ブドウ品種 ランブルスコ・サラミーノ、ランブルスコ・マラーニ
プチ情報(アルコール度数) 8.16%

おすすめランブルスコ6.ランブルスコ グラスパロッサ ディ カステルヴェトロ 2018

甘口☆☆☆★★辛口

花の家と呼ばれる日当たりの良い畑で、完熟期を迎えた力強いグラスパロッサの葡萄のみを使用。濃いルビー色に仕上がったランブルスコです。調和の取れた爽やかな持ち味、風味豊かな微発泡性辛口。この、マニカルディ社は”美食の州”とも呼ばれる、この地の郷土料理に合う豊潤な香りと味わいを備えた素晴らしいランブルスコを造り出していると言われています。エミリア ロマーニャ州の中心部 カステルヴェトロに本拠地を置いており“伝統芸術の見事な完成 "と賞されるバルサミコ酢の優れたメーカーとしてその名は広く知られています。グラスパロッサの葡萄は色合いがとても濃く、石灰砂質土壌の丘陵から、フルボディのランブルスコが造られることで有名です。ちょっと大人の熟したランブルスコをお好みの方は是非お試しいただきたいです!

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ランブルスコ グラスパロッサ ディ カステルヴェトロ 2018のまとめ

参考価格 1,826円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り ひらけた感じの力強く芳しい香り
ブドウ品種 ランブルスコ グラスパロッサ ディ カステルヴェント (100%
プチ情報(生産本数) 30,000本

おすすめランブルスコ7.グランディ・コルディス ランブルスコ

甘口★★★★☆辛口

バレンタインや結婚記念日、結婚式の二次会ワインとしても選びたいハートのラベルのランブルスコ。この造り手さんは、ワイン造りのためエミリア ロマーニャ州へ移り住み、数々の秀逸なランブルスコを産出するトップワイナリーとなりました。ランブルスコの歴史を変えたこの造り手さん。名実ともにNo.1ランブルスコメーカーとも言われています。デリケートで柔らかな甘味を持ったバランスが取れた旨味のある味わい。苺やベリーの香りが際立つ、何とも愛らしいキューティーな仕上がりです。ホワイトデーのお返しや、ちょっとした記念日にテーブルに置かれていたら、きゅんとしちゃいますね。味わいも甘やかで、なんとも包み込んでくれるランブルスコなんですよ!

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グランディ・コルディス ランブルスコのまとめ

参考価格 1,320円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ
ワインの香り デリケートでバランスが取れた新鮮なイチゴの風味
ブドウ品種 ランブルスコ種
プチ情報(アルコール度数) 8.5%

おすすめランブルスコ8.テッレ ヴェルディアーネ ランブルスコ アマービレ 1813

甘口★★★☆☆辛口

ジュゼッペ・ヴェルディの生誕年の名前を持つランブルスコ。 収量を抑え、地元の地酒として消費されていたランブルスコの概念を超えるワインを目指し作られています。世界でも有数の評価を得るランブルスコ生産者のランブルスコ!ランブルスコながらに赤ワインのような腐葉土のニュアンスも感じられる大人なランブルスコ。2種類のランブルスコ種を混醸し複雑味を感じる味わい深い一本です。お好み焼きのソースなどと相性が良いですよ!

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テッレ ヴェルディアーネ ランブルスコ アマービレ 1813のまとめ

参考価格 2,857円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ州
ワインの香り アニスやチョコレート、スミレのような繊細な香り
受賞経歴(ワイナリー) ドゥエミラヴィーニ誌5グラッポリやヴィニタリー最高金賞などを総なめにし、世界でも有数の評価を得るランブルスコ生産者
ブドウ品種 ランブルスコ・マエストリ、ランブルスコ・マラーニの2種類の葡萄を使用
プチ情報(アルコール度数) 8.5%

おすすめランブルスコ9.バーチョ ランブルスコ フリツンンテ エミーリア

甘口★★☆☆☆辛口

パルマ滞在中にこのランブルスコと親しんできた中田英寿氏が、とにかく”美味しい“と数あるワイナリーを飲み比べプロデュースしたことで広まったのが、このランブルスコ 。ずっと、イタリアレストランで働いていましたが、このワインが出てくるまでランブルスコを飲んだことが無かった私…、わたし以外にもそんな方が多数いらっしゃるのではないかと思います。”こんなに美味しいのに、日本にはないのかな?”が実現されて1本。この強烈なインパクトのラベルのデザインもこだわった日本特別仕様で中田氏もデザインに参加。まるで口づけのごとく、柔らかでほんのり甘い…ということなのかしら…是非お試しください!

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バーチョ ランブルスコ フリツンンテ エミーリアのまとめ

参考価格 2,933円
ワインカテゴリー スパークリングワイン
生産国 イタリア
生産地域 エミリアロマーニャ
ワインの香り 赤いベリーのような香り
受賞経歴(参考評価) イタリアワイン評価誌<ルカ・マローニ誌>から、最高級のワインと認定されるIP90を獲得
ブドウ品種 ランブルスコ・マエストリ種 100%
プチ情報(アルコール度数) 11.5%

ランブルスコとは?

イタリア エミリアロマーニャ州を中心に作られる黒葡萄ランブルスコ種で作られた微発泡、発泡性のワイン。品種は最も高貴で華やかな”ランブルスコ ディ ソルバーラ“色が濃く力強い”グラスパロッサ“軽やかな”サラミーノ”を始め代表的なものは6種。パルミジャーノチーズやモルダデッラ ハムなどが有名な地でもあるので、これらに合わせて現地ではぐびぐび飲まれています。シャンパーニュなどと大きく違うのは、シャンパーニュの主要品種のシャルドネやピノノワールなどと違い、ランブルスコ種で熟成期間などなく作られること。”手軽な赤いスパークリング“というイメージが強い方が多いかと思いますが、近年の人気により生産量も増え、より良質なランブルスコが圧倒的に増えている印象です。コンビニやスーパーでハムやチーズを買って食卓にランブルスコを添えるだけで、気分はイタリアのバールですね!

ランブルスコの特徴は?

喜ばしい香りと爽快な甘みと気軽さが喜ばしい基本的には赤いスパークリングワイン。ランブルスコはエミリア ロマーニャ州の主にエミリアを中心に生産されるDOCワイン。その生産される品種ランブルスコ種からこの愛称で呼ばれています。甘口から辛口までさまざまな味わいのものがあり、地元では名産のパルミジャーノレッジャーノチーズや生ハム、お肉のラグーソースのパスタ(ボロネーゼ)などの肉料理に合わせて、辛口のものが好まれ多く飲まれています。古代ローマのころより栽培されるランブルスコ種にはさまざまな種類があり、その数は60以上(100程度という文献も有)有ります。DOCを名乗るには、ランブルスコ種を85%以上使用することが義務付けられており、アンチェロッタ種などが混醸されます。シャンパーニュなどの様に法定熟成期間の規定も無いため、お値段もお手頃なものから拘りのものまで幅広く作られているのも特徴です。

私の(ソムリエ的)ランブルスコの選び方!

料理とワインの相性として教科書には、幻と呼ばれる生ハム・ジベッロ村のクラテッロにはDOC ランブルスコ サラミーノ ディ サンタクローチェ又はランブルスコ ディ ソルバーラ。ボッリートミスト(北イタリアを中心に作られるお肉や野菜のポトフのような煮込み)にはランブルスコ ディ グラスパロッサで!と載っています。これはあくまで理想なので、繊細なお料理な時はソルバーラ、力強めな時はグラスパロッサなど、気軽で楽しいお食事ならばお好みの甘さ加減やご予算で選んで良いと思います。私は食前酒や食後には少し甘めのものを、食中は辛めのものをチョイスする事が多いです。甘みがあると美味しいのですが、お料理が負けてしまう事もありますからね。

ランブルスコをおすすめした最後に

amazonで購入できる微発泡ワインの「ランブルスコ」をご紹介しましたがいかがでしたか?ワインは飲めないけど、サングリアなら飲める!みたいな方にも是非お試しいただきたいランブルスコ。ボローニャでフランスから来た友人とレストランに行った時、初めて見た!と興奮しておりました。そう思うと日本はなんでも流通しているなぁと感じますよね♫

この記事を書いた人

シニアソムリエ riccimori

シニアソムリエ riccimori

一般社団法人日本ソムリエ協会の『シニアソムリエ』の資格を2011年に取得。大阪ポンテベッキオや京都イルギオットーネ、東京インプリチト/オステリアスプレンディドにてマネージャーを務め、現在はイタリアにて修行and子育て中。